胃カメラ検査(内視鏡検査)後に車の運転はできる?検査後の流れも解説
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胃カメラ検査(内視鏡検査)後、体調に問題がなく、医師が許可した場合は車の運転が可能です。ただし、鎮静剤を使用した場合は、その限りではありません。集中力や判断力が低下するため、原則として車の運転はしないほうがよいとされています。
本記事では、胃カメラ検査後の車の運転についてまとめました。また、車の運転をするリスクや検査後の流れも解説します。胃カメラ検査を受ける際、車の運転を検討している方はチェックしてみてください。
胃カメラ検査(内視鏡検査)後に車の運転は可能?
胃カメラ検査後に車の運転が可能かどうかは、鎮静剤の使用有無によって異なります。それぞれのケースについて、具体的に見ていきましょう。
鎮静剤を使用した場合
胃カメラ検査の際に鎮静剤を使用した場合、一時的にではありますが、集中力や判断力が低下すると考えられます。そのため、検査を受けた当日は車の運転をしないほうがよいでしょう。
医師によっては、検査を受けた当日だけでなく、「24時間程度は運転を控えるように」と指示をすることがあります。安全を守るためにも、指示に従うことが大切です。自動車だけでなく、バイクや自転車、電動キックボードなどの運転も控えておきましょう。
鎮静剤を使用しない場合
鎮静剤を使用せずに胃カメラ検査を受けた場合は、体調に問題がなければ検査後に車の運転が可能です。ただし、自己判断ではなく、医師に運転が可能か判断してもらうようにしましょう。
また、鎮静剤を使用しない場合でも、胃カメラ検査により体調が崩れることもあります。検査後しばらくはクリニックで休憩し、医師や看護師が「帰宅しても問題ない」と判断してから帰宅するようにしてください。
胃カメラ検査後に車の運転をするリスク
医師の指示に従わず、胃カメラ検査後に車の運転をした場合は、次のようなリスクが想定されます。
- 交通事故に遭う可能性がある
- 道路交通法違反に問われる可能性がある
- 保険が適用されない可能性がある
鎮静剤を使用したケースだけでなく、使用しなかったケースでも、患者さんの状態などによっては車の運転を控えるように指示されることがあるかもしれません。指示に従う重要性を理解するためにも、それぞれのリスクについて一つずつ見ていきましょう。
交通事故に遭う可能性がある
鎮静剤を使用した場合は、不意の眠気により居眠り運転をし、交通事故に遭うリスクが想定されます。しっかりと目覚めているようでも眠気が残っている可能性があるため、車の運転は控えるようにしてください。
また、胃カメラ検査が終わった後に吐き気を感じる方もいます。吐き気により運転に集中しにくくなったり、突然の嘔吐で運転に支障が生じたりする可能性もあるでしょう。気分がよくないときは、無理に運転をせずに安静にしていることが大切です。
道路交通法違反に問われる可能性がある
鎮静剤を使用すると、集中力や判断力が低下する可能性があります。正常な判断ができない状態で運転をするのは道路交通法違反に問われる恐れがあるため、注意が必要です。
また、運転するだけでも違反となる可能性がありますが、万が一、事故を起こした場合には、重大な過失に問われることもあります。場合によっては免許の取り消しや罰金を科せられることもあるため、慎重に判断するようにしましょう。
保険が適用されない可能性がある
交通事故に遭った場合、自動車保険や傷害保険などに加入しているなら、保険金を受け取れる可能性があるでしょう。しかし、危険な状態で運転をすると、事故を起こした場合であっても保険が適用されないことがあるため注意が必要です。
自分自身がケガをするケースだけでなく、相手に傷害・損害を与えたり、場合によっては死亡や高度障害などを招いたりするかもしれません。万が一のときに保険の適用を受けるためにも、危険な状態での運転は避けましょう。
胃カメラ検査後の流れと注意点
胃カメラ検査終了後の一般的な流れは、次のとおりです。
- リカバリールームなどで休憩をする
- 帰宅可能か判断してもらう
- 無理をせず安静に過ごす
- 異変が見られるときはすぐに受診する
各段階における注意点について、一つずつ流れに沿って見ていきましょう。なお、クリニックや体調によっては、上記で紹介するステップとは異なる流れで進むこともあります。
1.リカバリールームなどで休憩をする
胃カメラ検査終了後は、クリニック内の休憩室(リカバリールーム)などで休憩します。鎮静剤を使用しない場合は30分程度、使用した場合は1~2時間程度休憩することが一般的です。
ただし、体調や処置内容などによっても回復状況は異なるため、休憩時間が長引くことや、反対に短縮されることもあります。まずはゆっくりとリカバリールームで休憩しましょう。
2.帰宅可能か判断してもらう
医師や看護師に体調を確認してもらい、「帰宅可能」と判断された場合は帰宅します。もし「帰宅可能」と判断されても、体調が思わしくないときや吐き気・めまいなどがあるときは、医師に相談してみましょう。
車を運転して帰宅する予定の場合は、運転可否も医師や看護師に確認してもらいます。「運転は難しい」と判断されたときは、無理をせず別の方法で帰宅しましょう。
3.無理をせず安静に過ごす
胃カメラ検査により体力を消耗しているため、帰宅後も無理をせず安静に過ごすようにしましょう。鎮静剤を使用した場合は、集中力や判断力が低下している可能性があるため、当日の仕事はできれば休むほうがよいとされています。
また、医師が判断した時間からは飲食も可能です。アルコールは検査当日は避けるほうがよいとされているため、できれば飲まないようにしましょう。ただし、個人差もあるため、飲食やアルコールに対する疑問は、医師に直接尋ねるようにしてください。
4.異変が見られるときはすぐに受診する
医師や看護師により「帰宅可能」と判断された場合でも、体調が急変する可能性はあります。帰宅前・帰宅後に出血や嘔吐などの異変が見られたときは、すぐに受診するようにしましょう。
クリニックの診療時間外の場合は、診察券やホームページに緊急連絡先が記されていないか確認してみてください。クリニックによっては、救急時に対応できる体制を整えています。連絡がつかないときは、救急車を呼んだり救急病院を受診したりすることも必要になるでしょう。
スムーズに胃カメラ検査を受けるための準備
スムーズに胃カメラ検査を受けるためにも、検査前日は次の3つの準備を実施しておきましょう。
- 食事制限を守る
- 持病がある場合は医師に相談する
- 検査当日の持ち物を揃える
それぞれのポイントについて、詳しく解説します。
食事制限を守る
胃カメラ検査を予約した際に、食事制限についての説明も受けます。通常は検査前日と当日の食事が制限されるため、指示に従って飲食を調整するようにしましょう。
なお、胃カメラ検査の開始時間にもよりますが、検査前日は21時以降は食事をしないように指示されることが一般的です。また、検査当日は絶食した状態(水やお茶は可能)でクリニックに行きます。
ただし、クリニックや検査時間によって指示内容が異なる可能性もあるため、事前に確認しておくことが大切です。
持病がある場合は医師に相談する
持病がある方は、胃カメラ検査が難しい可能性があります。安全に胃カメラ検査を受けるためにも、気になる点は前もって医師に相談しておきましょう。
また、服薬中の方も同様です。胃カメラ検査の当日は食べ物や水分を控えるように指示されることがありますが、朝食前・後に服薬するように別の医師から指示を受けている場合は通常の食事制限を実施できない可能性があります。
自己判断で飲食をすると胃カメラ検査が難しくなる場合もあるため、服薬状況も前もってクリニックに伝えておくようにしましょう。
検査当日の持ち物を揃える
胃カメラ検査当日に慌てることがないよう、前日までに健康保険証や同意書、現金・クレジットカードなどの持ち物を揃えておきましょう。また、おくすり手帳が必要になることもあるため、前もって準備しておくことが大切です。
検査当日は着脱しやすい服で受診するようにと指示されることもあるでしょう。当日になって慌てないためにも、医師から指示された服装も前日までに整えておくことが必要です。
特に胃カメラ検査を初めて受ける方は、緊張して不安になる可能性があります。よく寝つけず、普段よりも遅く起床するかもしれません。慌てて準備して忘れ物があると、リラックスして胃カメラ検査に臨めないばかりか、検査自体を受けられない可能性があります。
落ち着いた状態で胃カメラ検査を受けるためにも、前日中に持ち物と服装を揃えておきましょう。また、検査当日も時間に余裕を持って行動することが大切です。
まとめ
胃カメラ検査を受けた後の車の運転は、鎮静剤を使用したかどうかによって異なります。鎮静剤を使用した場合は、原則として検査当日の運転は控えるほうがよいでしょう。
クリニックによっては検査後24時間の運転を禁じられることもあるため、指示内容を確認しておくことが必要です。また、鎮静剤を使用しなかった場合でも、体調に問題がある場合は、車の運転を控えるほうがよいかもしれません。
集中力や判断力が低下した状態で車の運転をすると、交通事故に遭うリスクがあるばかりか、道路交通法違反と判断される可能性や保険の適用を受けられないリスクもあります。無理をせず、安全を優先させる行動が必要です。
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