交通事故のあとの頭痛はなぜ起こる?考えられる原因と受診の目安・何科かを解説

交通事故のあとの頭痛の原因と受診の目安、何科を受診するかを解説

交通事故のあとに頭痛が出た場合は、事故から時間が経っていても医療機関で確認しておくことがすすめられます。頭痛の原因はひとつではなく、首の外傷に伴うものや頭部への衝撃に関連するものなどが考えられます。

事故の直後は痛みを感じにくく、翌日以降になって頭痛や首の痛みが現れることもあります。「そのうち治るだろう」と様子を見続けるより、経過を医師に伝えて判断してもらうほうが安心です。

この記事ではベストチョイス編集部が、学会や公的機関の情報をもとに、事故後の頭痛として考えられるもの、急いで受診したいサイン、受診先と検査の一般的な流れを中立に整理しました。

本記事は受診を判断するための材料であり、診断を目的とするものではありません。症状の出方や経過には個人差があり、原因の判断は診察した医師が行います。

この記事でわかること

  • 交通事故のあとに頭痛が起こる一般的な考え方
  • 事故後の頭痛として考えられる主なものの整理
  • ためらわずに受診・救急要請を検討したいサイン
  • 何科を受診するかと、一般的な検査の流れ
  • 経過の目安と、長引くときの考え方
目次

交通事故のあとに頭痛が起こるのはなぜ?

交通事故のあとの頭痛は、頭や首に加わった衝撃と、その後の体の反応が関係して起こると考えられています。原因はひとつに限られず、複数の要因が重なっていることもあります。

日本頭痛学会は、頭痛を大きく2つに分けて説明しています。ほかの病気やけがが原因で起こる二次性頭痛と、頭痛を繰り返すこと自体が問題となる一次性頭痛です。

同学会は、頭痛は熱や腹痛と同じく症状の名称であり、慢性的に発作を繰り返す場合には病名として扱い「頭痛症」とすると説明しています。事故後の頭痛も、まず症状として整理されます。

国際頭痛分類第3版の大分類では、二次性頭痛のひとつに「頭頸部外傷・傷害による頭痛」という区分が置かれています。その例として「むち打ちによる持続性頭痛」が挙げられています。

事故後の頭痛は、この枠組みで整理されることがあります。ただし分類はあくまで診断のための枠組みであり、自分でどれに当てはまるかを判断するためのものではありません。

一方で、事故をきっかけに、もともとあった頭痛が以前より強く感じられることもあります。首や肩の緊張、痛みへの不安、眠りの浅さなどが重なると、頭痛が起こりやすくなる場合があります。

どの要因がどの程度関わっているかは、症状の経過と診察所見をあわせて判断されます。自分で原因を決めつけず、気づいたことを記録して受診時に伝えると役立ちます。

参考:日本頭痛学会「頭痛とは/頭痛がおこったら/頭痛の分類」

交通事故のあとの頭痛で受診したときの一般的な検査の流れ

事故のあとの頭痛として考えられる主なもの

交通事故のあとの頭痛としては、首の外傷に伴うもの、頭部外傷に関連するもの、時間をおいて現れるもの、もともとの頭痛が強く感じられるものなどが挙げられます。

いずれも症状の感じ方だけでは区別がつきません。次の整理は受診先を考える手がかりとして使い、実際の判断は診察と必要な検査に委ねてください。

考えられるもの特徴として説明されること主な相談先の目安
頸部の外傷に伴う頭痛首の後ろから後頭部にかけての痛み。肩こり、めまい、手のしびれを伴うことがある整形外科
頭部外傷に関連する頭痛頭を打ったあとに続く頭痛。意識消失があった場合は注意が必要とされる脳神経外科・脳神経内科
時間をおいて現れる頭痛受傷から数週間〜数か月後に現れることがある。高齢の方などで注意が必要とされる脳神経外科
もともとの頭痛の増悪以前からある緊張型頭痛や片頭痛が、以前より強く感じられる脳神経内科・頭痛外来

頸部の外傷に伴う頭痛|いわゆる「むち打ち」

日本整形外科学会は、いわゆる「むち打ち症」を医学的な傷病名ではなく、交通事故による頸部外傷の局所症状の総称だと説明しています。医師の専門的な診断を受けることが必要とされています。

同学会が示す外傷性頚部症候群では、頸部の挫傷のあとに長期間にわたり、頸部痛、肩こり、頭痛、めまい、手のしびれなどの症状が出るとされています。

この状態では、エックス線検査で骨折や脱臼は認められません。画像に写らないからといって症状がないわけではないため、診察所見とあわせて確認されます。

日本頭痛学会も、頭部外傷の直後には問題がなくても、数時間から翌日以降に肩から首筋が痛くなる場合があると説明しています。多くはむち打ち損傷を起こしているパターンだとされています。

運動麻痺や感覚障害がなく、首筋の痛みだけが出ることもあります。ただし頭蓋内に異常がないかを確かめるため、頭部の精査が必要になることがあるとされています。

背骨のなかで脊髄が通る空間がもともと狭い方では、外傷後に両手のしびれといった症状が出やすいとされています。頭痛だけでなく両手のしびれが出た場合は、頸椎のエックス線検査が案内されています。

頭部外傷に関連する頭痛

頭を打ったあとに頭痛が続く場合について、日本頭痛学会は、薄い硬膜下血腫・硬膜外血腫や小さな脳挫傷がある可能性があるとして、画像検査を受けるようすすめています。

同学会は、外傷の前後に15分以上の意識消失があった場合は、念のため頭部CT検査を受けたほうが無難だとしています。事故当日に問題がないように見えても、経過の確認は必要です。

事故当日は何となく問題なく経過したとしても、翌日以降に頭痛が続く場合があります。非常に少量ながら頭蓋内出血を生じていることがあるため、頭部CT検査がすすめられています。

頭痛が受傷当日以降から数日続く場合は、注意して経過をみるよう案内されています。仕事や家事で忙しくても、受診を先延ばしにしない判断が大切です。

時間をおいて現れる慢性硬膜下血腫

慢性硬膜下血腫は、脳を包む硬膜の内側に血腫がたまる状態です。主に頭部外傷が原因で、軽微な外傷後3週間から3か月で血腫が生じ、徐々に増大して脳を圧迫すると説明されています。

日本脳神経外科学会の広報委員会などが運営する情報サイトでは、初発症状は頭痛が多く、続いて手足の麻痺や意識障害が認められるとされています。

とくに高齢の方では、物忘れや性格変化などの認知障害、精神症状の出現で見つかる場合があるとも説明されています。頭痛以外の変化も見逃さないことが手がかりになります。

日本頭痛学会は、頭部外傷後1か月ほど経って頭痛が数日続く場合は頭部CT検査を検討するとしています。1〜3か月後に頭痛に嘔吐が加わり、半身の手足の動きが悪い場合は検査を受けるよう案内しています。

高齢の方や多量の飲酒習慣がある方では、受傷当日の頭部CTで出血性病変が見つからなくても、後から血腫がたまることがあるとされています。事故後しばらくは経過に注意が必要です。

もともとの頭痛が強く感じられる場合

緊張型頭痛は一次性頭痛のなかで多いもののひとつとされ、30分から7日続く、締めつけられるような非拍動性の痛みが特徴です。多くは両側性で、程度は軽度から中等度とされています。

事故のあとは首や肩の緊張、痛みへの不安、生活リズムの乱れが重なりやすく、こうした頭痛が以前より強く感じられることがあります。

ただし、事故のあとに新しく始まった頭痛や、痛み方が以前と変わった頭痛は、別の原因を確認する必要があります。「いつもの頭痛」と決めつけずに相談してください。

参考:日本整形外科学会「外傷性頚部症候群」

参考:Neuroinfo Japan(日本脳神経外科学会広報委員会ほか)「慢性硬膜下血腫」

参考:日本頭痛学会「緊張型頭痛」

交通事故のあとの頭痛の経過の目安と長引くときの考え方

ためらわずに受診・救急要請を検討したいサイン

次のような症状があるときは、様子を見ずに医療機関へ連絡してください。当てはまる場合は、時間帯にかかわらず早めに相談することが安全につながります。

気づいたときに急ぎたいサイン補足
突然始まった、これまでに感じたことのない強い頭痛くも膜下出血などの可能性があり、早期の頭部CT検査がすすめられている
意識がはっきりしない、呼びかけへの反応が鈍い事故の前後の記憶がはっきりしない場合も含まれる
頭痛に伴って嘔吐を繰り返す移動中も嘔吐に注意が必要とされている
手足に力が入らない、しびれが広がる半身の動きが悪いと感じる場合を含む
言葉が出にくい、ろれつが回らない、飲み込みにくい声がかすれる、めまいやふらつきを伴う場合も含む
時間とともに強くなる頭痛、数週間で悪化する頭痛悪化していく経過は原因の確認が必要とされている

日本頭痛学会は、いつもと違う突然の強い頭痛が生じた場合は、念のため病院へ行くようすすめています。もともと頭痛がある人でも「今までに感じたことのない頭痛」と表現することが多いとされています。

同学会は、急に起こった頭痛、これまでに経験がないひどい頭痛、突発して短時間でピークに達する頭痛について説明しています。熱がある場合や手足の麻痺・しびれを伴う場合も同様です。

これらに当てはまるときは、至急、脳神経外科または脳神経内科を受診して正確な診断を受ける必要があるとされています。受診をためらわないことが大切です。

また、頭痛が数週間のうちに悪化してくる場合は、脳腫瘍や慢性硬膜下血腫などの可能性もあるため注意が必要とされています。悪化していく経過は、そのまま医師に伝えてください。

強い後頚部の痛みを伴う場合には、まれですが椎骨動脈の解離が関係していることがあるとされています。痛みは突発的に起こり、右か左のどちらかに場所が偏るのが特徴だと説明されています。

日本頭痛学会は、こうした頭痛に加えて、めまいやふらつきがある、声がかすれる、物を飲み込みにくい、顔面を含めて体の感覚機能がおかしいといった症状が起きる場合を挙げています。

その場合はできるだけ早く医療機関、とくに脳神経内科や脳神経外科の専門医がいる病院を受診するよう案内されています。首の痛みだからと整形外科だけで様子をみない判断も必要です。

意識がない、けいれんしている、明らかに様子がおかしいなど、緊急性が高いと感じる状況では119番へ通報してください。判断に時間をかけるより、連絡してから相談するほうが安全です。

呼ぶべきか迷うときは、救急安心センター事業(#7119)に相談する方法もあります。医師・看護師・救急救命士から電話で助言を受けられる仕組みです。

#7119では、応急手当の方法の助言や受診できる医療機関の案内が受けられます。緊急性が高いと判断された場合は、119番通報への転送などの対応が行われます。

実施している地域や対象年齢は自治体によって異なります。お住まいの地域で利用できるか、事前に確認しておくと迷ったときに動きやすくなります。

参考:日本頭痛学会「2次性頭痛(危険な頭痛、他の病気に伴う頭痛)」

参考:総務省消防庁「救急安心センター事業(♯7119)ってナニ?」

事故のあとの頭痛は何科を受診する?

頭を打った、意識が飛んだ、頭痛が強いといった頭部の症状が中心なら脳神経外科または脳神経内科、首や肩の痛みが中心なら整形外科が、相談先の目安になります。

日本整形外科学会は、いわゆる「むち打ち症」について、外傷性頚部症候群、神経根症、脊髄損傷など、医師の専門的な診断を受けることが必要だと説明しています。

同学会は、神経学的所見を含む診察所見と病状によって、エックス線撮影やMRIなどの精査ができるとして、整形外科医の診察を受けることをすすめています。

日本頭痛学会は、急に起こった頭痛や手足の麻痺・しびれを伴う頭痛では、至急、脳神経外科または脳神経内科の受診が必要としています。頭部の症状が目立つ場合はこちらが目安です。

数年以上前から同じような頭痛を繰り返している場合は、慢性頭痛であることが大部分とされています。この場合は脳神経内科、頭痛専門外来、脳神経外科などの受診が案内されています。

どちらを受診するか迷う場合は、通いやすい医療機関でまず相談し、必要に応じて紹介してもらう流れでも問題ありません。受診を先延ばしにしないことを優先してください。

複数の診療科にかかる場合は、それぞれで受けた検査と説明を互いに伝えると、重複した検査を避けやすくなります。検査結果やお薬手帳を持参すると共有がスムーズです。

事故の直後に受診しなかった場合でも、あとから相談して構いません。いつから何が起きているかを説明できれば、必要な検査や経過観察の判断につながります。

参考:日本整形外科学会「むち打ち症」

受診したときの一般的な検査の流れ

事故後の頭痛では、問診で事故の状況と症状の経過を確認し、神経の状態を診察したうえで、必要に応じて画像検査を行うのが一般的な流れです。内容は状態によって異なります。

問診では、事故の日時と状況、頭を打ったかどうか、意識を失った時間、症状が始まった時期と部位、その後の変化などが確認されます。思い出せる範囲でメモしておくと役立ちます。

日本頭痛学会は、病院を受診する際に「どのあたりが」「どのように」痛むのかを詳しく説明したほうがよいとしています。首の後ろが張る感じ、といった具体的な表現が手がかりになります。

神経学的な診察では、手足の動きや力の入り方、感覚、反射などが確認されます。ここでの所見が、画像検査を行うかどうかを判断する材料になります。

頭部の検査では主にCTが用いられます。同学会は、外傷前後に15分以上の意識消失があった場合や、翌日以降に頭痛が続く場合に、頭部CT検査をすすめています。

首の症状に対しては、頸椎のエックス線撮影が行われることがあります。同学会は、頭痛だけでなく両手のしびれまで出現した場合は、頸椎のエックス線検査を受けたほうが無難だとしています。

慢性硬膜下血腫では、CTで前頭部・頭頂部・側頭部に三日月状に広がる血腫が認められると説明されています。時間をおいて撮り直すことで見つかる場合もあります。

検査の内容や回数は一人ひとり異なり、すべての人が同じ検査を受けるわけではありません。被ばくや費用が気になる場合は、なぜその検査が必要かを事前に確認しておくと納得しやすくなります。

参考:日本頭痛学会「2次性頭痛(危険な頭痛、他の病気に伴う頭痛)」

経過の目安と、長引くときの考え方

事故後の頭痛や首の症状がどのくらいで落ち着くかは一律ではなく、経過には個人差があります。ここでは学会が示している一般的な考え方を整理します。

日本頭痛学会は、むち打ち損傷と診断された場合、受傷後から1〜2週間はなるべく無理をしないことが、症状を長引かせないために重要だとしています。

具体的には、両手に荷物を持って移動しない、頭を後ろに向けて一定時間固定するような動作をなるべく取らないことが挙げられています。美容室でシャンプーをしてもらう姿勢が分かりやすい例とされています。

一方で日本整形外科学会は、骨折や脱臼がなければ、受傷後2〜4週間の安静のあとは頸椎を動かすことが痛みの長期化の予防になるとしています。

同学会は、慢性期には安静や生活制限は行わず、ストレッチを中心とした体操をしっかり行うことを治療の柱として挙げています。受傷後に過度な安静やカラー装着を続けると、症状が長期化する傾向があるとも説明されています。

つまり、初期は無理をせず、時期をみて少しずつ動かしていくという流れになります。どの時期に何をどこまで行うかは、診察した医師の指示に沿って進めてください。

痛みが続くときに市販の鎮痛薬を使い続けるのは注意が必要です。日本頭痛学会は、頭痛の治療薬を過剰に使用すると頭痛の頻度が増え、連日のように頭痛が起こるようになると説明しています。

これは「薬剤の使用過多による頭痛」と呼ばれています。薬を連日飲む、効果が弱くなってきたと感じるといった場合は、自己判断で続けずに早めに相談することがすすめられています。

症状の続き方には個人差があり、同じような事故でも経過は人によって異なります。決められた期間で治まると考えず、変化があればその都度伝えることが大切です。

長引く場合は、原因の見直しが必要なこともあります。当初の説明では収まりきらない症状が残るときは、経過を整理して主治医に相談し、必要に応じて専門の外来を検討してください。

次に相談する時期も、初診のときに確認しておくと安心です。どの症状が出たら予定を待たずに受診するか、目安を聞いておくと迷いにくくなります。

参考:日本整形外科学会「外傷性頚部症候群」

参考:日本頭痛学会「薬剤の使用過多による頭痛」

受診前に整理しておきたいことと記録の残し方

事故後の頭痛では、いつどのような衝撃を受け、どの症状がいつから出て、どう変化したかを時系列で整理しておくと、診察での判断材料になります。

事故の日時、状況、頭を打ったかどうか、意識を失った時間、その日のうちに出た症状をメモしておきましょう。思い出せない部分は、無理に埋めずそのまま伝えて構いません。

症状については、痛む場所、痛み方、強さ、1日のうちで強くなる時間帯、悪化や改善のきっかけを書き留めます。日本頭痛学会は、頭痛ダイアリーをつけることを案内しています。

服用した市販薬の名前と使った日数も記録しておいてください。薬の使いすぎが関わっていないかを確認するうえで、役立つ情報になります。

同居の家族や職場の人に、事故後の様子で気づいた変化を聞いておくのも有効です。物忘れや性格の変化などは、本人より周囲のほうが気づきやすい場合があります。

なお、事故後の補償や手続きに関する判断は、医療の内容とは別の話です。本記事は一般的な医療情報を整理したもので、法的な助言を行うものではありません。

補償や請求の手続きについては、加入している保険会社や公的な相談窓口、専門家へ確認してください。書類が必要かどうかは、受診時にあわせて相談しておくと進めやすくなります。

参考:日本頭痛学会「頭痛ダイアリーで頭痛を攻略」

受診先に迷う場合は、緊急度の見分け方と何科を受診するかの考え方を次の記事で解説しています。

よくある質問

事故の直後は痛くなかったのに、翌日から頭痛が出てきました。受診したほうがよいですか?

受診を検討してください。日本頭痛学会は、事故当日は問題なく経過しても翌日以降に頭痛が続くことがあり、少量ながら頭蓋内出血を生じている場合があるとして、頭部CT検査をすすめています。

交通事故のあとの頭痛はどのくらいで治まりますか?

一律には決まっていません。日本整形外科学会は、骨折や脱臼がなければ受傷後2〜4週間の安静のあとに頸椎を動かすことが痛みの長期化の予防になるとしています。経過には個人差があるため、見通しは診察した医師に確認してください。

事故から1か月以上たってから頭痛が出ることはありますか?

あります。慢性硬膜下血腫は、軽微な外傷後3週間から3か月で血腫が生じ、徐々に脳を圧迫すると説明されています。事故後1〜3か月で頭痛に嘔吐が加わり、半身の動きが悪いという場合は検査を受けてください。

市販の頭痛薬でしのいでも大丈夫ですか?

使い続けることはすすめられていません。日本頭痛学会は、頭痛の治療薬を過剰に使用すると頭痛の頻度が増え、連日のように頭痛が起こるようになると説明しています。効果が弱くなったと感じたら相談してください。

首の痛みが中心ですが頭痛もあります。整形外科と脳神経外科のどちらがよいですか?

頭部の症状が中心なら脳神経外科や脳神経内科、首や肩の痛みが中心なら整形外科が目安です。迷う場合は通いやすい医療機関でまず相談し、必要に応じて紹介してもらう流れでも問題ありません。

まとめ

交通事故のあとの頭痛には、首の外傷に伴うもの、頭部外傷に関連するもの、時間をおいて現れるもの、もともとの頭痛が強く感じられるものなどが考えられます。

突然の強い頭痛、意識がはっきりしない、繰り返す嘔吐、手足の脱力やしびれ、言葉が出にくい、時間とともに悪化する頭痛といったサインがあるときは、ためらわずに医療機関へ連絡してください。

受診先は、頭部の症状が中心なら脳神経外科・脳神経内科、首や肩の症状が中心なら整形外科が目安です。迷う場合は通いやすい医療機関で相談し、必要に応じて紹介を受ける流れでも構いません。

初期は無理をせず、時期をみて少しずつ動かしていくのが一般的な考え方とされています。市販の鎮痛薬を連日使い続けることは避け、効果が弱くなったと感じたら相談してください。

本記事は一般的な情報を整理したもので、症状の出方や経過には個人差があります。まずは事故の状況と症状の経過をメモにまとめ、受診時に医師へ伝えるところから始めてみてください。

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  • 本記事の医療情報は一般的な情報提供を目的としており、医師による診断や治療に代わるものではありません。気になる症状がある場合は、医療機関へのご相談をおすすめします。
  • 医療・健康に関する情報は変更される場合があります。実際の受診・治療については医療機関へご確認ください。
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著者情報

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